両面印刷の「長辺とじ」「短辺とじ」ってどっちを選べばいいの?
両面印刷をしようとすると、「長辺とじ」と「短辺とじ」という選択肢が出てきて、「え、これってどっちを選べばいいの?」と迷った経験はありませんか?
この2つの違いを理解すると、資料の種類や目的に合わせて使い分けることができ、見やすい印刷物が作れるようになります。今回は、それぞれの特徴と選び方のポイントを分かりやすく解説します!
「長辺とじ」と「短辺とじ」は何が違うの?
まず、この2つの言葉が指しているのは、「印刷した用紙のどの辺を基準にめくるか」ということです。
長辺とじ:用紙の長い辺を基準にめくります。
短辺とじ:用紙の短い辺を基準にめくります。
言葉だけだと少し分かりにくいので、具体的に見てみましょう。
長辺とじ
特徴: 本や雑誌のように、縦方向にページをめくる形式です。
イメージ: ノートや本、A4サイズの縦向きの書類など。
適しているもの:
縦書きの文書
グラフや表が縦に長い資料
ページ数の多い報告書やマニュアル
短辺とじ
特徴: カレンダーのように、横方向にページをめくる形式です。
イメージ: カレンダー、パンフレット、横向きの書類など。
適しているもの:
横書きの文書
スライドやプレゼン資料など、横長のデザインの資料
冊子やパンフレット
失敗しないための選び方のポイント
結局のところ、「どちらが良いか」は、印刷する資料の内容や用途によって決めるのが正解です。
1. 文書の向きで選ぶ
縦書きの文書や縦長の資料なら、長辺とじがおすすめです。本のように自然にめくれるため、読みやすく感じます。
横書きの文書や横長の資料なら、短辺とじを選びましょう。めくったときにページの上下が逆さまにならず、スムーズに読み進められます。
2. 用途で選ぶ
冊子や小冊子を作る場合、一般的には長辺とじが使われます。
カレンダーや簡単なパンフレットを作る場合は、短辺とじの方が適していることが多いです。
まとめ:迷ったときは、本のイメージか、カレンダーのイメージかで選ぼう
本やノートのように縦にめくりたい → 長辺とじ
カレンダーのように横にめくりたい → 短辺とじ
このようにイメージで考えると、どちらを選べばいいか迷わなくなるはずです。
もし「どっちを選んでも変わりないかな?」と思うような場合は、長辺とじが一般的によく使われるため、こちらを選んでおけば間違いありません。
これからは、両面印刷をする際に、ぜひこの知識を活かして、より見やすい資料を作ってみてくださいね!