これさえ読めば安心!結婚式お呼ばれマナー完璧ガイド
「結婚式に招待されたけど、マナーってこれで合ってるかな?」
「お祝いの気持ちを伝えたいけど、失礼がないか心配…」
大切な友だちや家族の結婚式。心から祝福したい気持ちでいっぱいだけど、いざとなると「どんな服装で行けばいい?」「ご祝儀の相場は?」「受付では何を言うんだっけ?」など、不安なことがたくさん出てきますよね。
この記事を読めば、そんなあなたの不安はすべて解消!結婚式当日の基本的なマナーから、ゲストとして知っておきたい細かな気配りまで、完璧な「お呼ばれマナー」を徹底解説します。これさえ読めば、あなたも自信を持って、最高の一日を心ゆくまで楽しめるはずです!
1. 招待状が届いたら、まずは返信から!
招待状は、新郎新婦からの大切なメッセージ。返信する際にも、いくつかマナーがあります。
返信の基本
期日厳守: 招待状に記載されている返信期日までに、必ず返信しましょう。もし遅れそうな場合は、事前に新郎新婦に連絡を入れるのがマナーです。
手書きで丁寧に: 返信はがきは、黒のインクで手書きするのが丁寧です。ボールペンでも問題ありませんが、インクが滲みにくいものを選びましょう。
「寿」マークで修正: 欠席に二重線、住所の「行」や「宛」を「寿」の字で消すのがお祝いの場でのマナーです。
出席の場合
「御出席」の「御」と「御芳名」の「御芳」を二重線で消し、その隣に「喜んで」「させていただきます」などを書き添えます。
メッセージ欄には、お祝いの言葉と、出席できる喜びを簡潔に書くと良いでしょう。
欠席の場合
「御欠席」の「御」を二重線で消し、その隣に「残念ながら」などを書き添えます。
メッセージ欄には、欠席のお詫びと、新郎新婦への祝福の言葉を丁寧に書きましょう。具体的な理由を詳しく書く必要はありません。
2. 服装マナー:お祝いの場にふさわしい装いを
結婚式での服装は、お祝いの気持ちを表す大切な要素です。会場の格式や時間帯に合わせて選びましょう。
基本NGマナー
全身白のドレス: 新婦のウェディングドレスの色なので避けましょう。
全身黒の服装: お祝いの席では喪服を連想させるため、避けましょう。もし黒いドレスを選ぶ場合は、小物やアクセサリーで華やかさをプラスしてください。
派手すぎる色や柄: 主役は新郎新婦。目立ちすぎる服装は避けましょう。
露出の多い服装: 肩や背中が大きく開いたデザイン、ミニスカートなどは避け、上品さを心がけましょう。
カジュアルすぎる服装: デニム、Tシャツ、スニーカーなどはNGです。
アニマル柄、ファー: 殺生を連想させるため、慶事には不適切とされています。
女性の服装
ドレス:
色: ネイビー、ベージュ、グリーン、ブルー、ボルドーなど、落ち着いた上品な色がおすすめです。
丈: 膝丈~膝が隠れる程度の丈が適切です。
素材: サテン、シフォン、レースなど、華やかさのある素材を選びましょう。
袖: ノースリーブの場合は、ボレロやストールなどを羽織って肩を隠すのがマナーです。
パンツドレス・オールインワン: 最近は人気ですが、会場の雰囲気に合わせて選びましょう。カジュアルになりすぎないよう、素材やデザインに注意が必要です。
和装: 振袖(未婚女性)、訪問着、色留袖(既婚女性)などが適切です。
男性の服装
ブラックスーツ: 最も格式が高く、無難な選択です。白のシャツにシルバー系のネクタイ、チーフを合わせるとお祝いらしくなります。
ダーク系のスーツ: ネイビーやチャコールグレーなどのダークカラーもOKです。
タキシード: 披露宴の時間が夕方以降の場合や、格式の高いホテルなどではタキシードも選択肢になります。
ネクタイ: 白やシルバー、パステルカラーなど、明るい色を選びましょう。アニマル柄やキャラクターものはNGです。
靴: 革靴を着用し、靴下は黒やダーク系のものを合わせましょう。スニーカーやサンダルはNGです。
3. ご祝儀マナー:お祝いの気持ちをスマートに
ご祝儀は、新郎新婦へのお祝いの気持ちと、これからの生活を応援する気持ちを込めて贈るものです。
ご祝儀の金額相場
関係性によって金額は異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。
友人: 3万円
いとこ・親戚: 3万円~5万円
兄弟姉妹: 5万円~10万円(会費制の場合は不要なことが多い)
会社の同僚・上司: 2万円~3万円
ご祝儀袋の選び方と渡し方
のし袋: 結び切り(一度きりのことを祝う)の水引で、豪華すぎないものを選びましょう。
新札を用意: 新郎新婦の新しい門出を祝う気持ちを込めて、必ず新札を用意しましょう。
枚数: 偶数や「4(死)」「9(苦)」を連想させる枚数は避けましょう。奇数が好ましいとされます。ただし、2万円の場合は「ペア」と解釈されるため許容範囲です。
氏名の書き方: 中袋の表に氏名と金額を縦書きで記入し、裏に住所を記入します。表書きは「御結婚御祝」や「御祝」などが一般的です。
渡し方: 結婚式当日、受付で「本日は誠におめでとうございます」などとお祝いの言葉を添えて、袱紗(ふくさ)から取り出して両手で渡します。
4. 受付でのマナー:スマートな対応を
結婚式会場に到着したら、まずは受付へ。ここで好印象を与えることが大切です。
開始時間の15~20分前を目安に到着: 早すぎず、遅すぎず、余裕を持って到着しましょう。
お祝いの言葉を述べる: 受付に着いたら、「本日は誠におめでとうございます」と笑顔で伝えましょう。
ご祝儀を渡す: 袱紗から取り出し、両手で渡します。
記帳をする: 芳名帳に名前と住所を丁寧に記入します。
手荷物を預ける: クロークがある場合は、コートや大きな荷物を預けましょう。
5. 挙式・披露宴中のマナー:主役を立てて楽しむ
挙式中も披露宴中も、新郎新婦が気持ちよく過ごせるように配慮することが大切です。
挙式中
遅刻厳禁: 挙式開始時刻には必ず着席しましょう。
私語は慎む: 厳粛な雰囲気なので、私語は慎みましょう。
写真撮影: 牧師や神主さんから許可された場合のみ、撮影しましょう。フラッシュは控えめに。
スマホの電源: マナーモードにするか、電源を切りましょう。
披露宴中
スピーチや余興: 静かに耳を傾け、拍手で盛り上げましょう。
乾杯: 新郎新婦が音頭を取ってから乾杯しましょう。グラスを高く上げすぎないように注意。
食事: 大声での会話は避け、周囲に配慮しながら楽しみましょう。
写真撮影: 新郎新婦や他のゲストの迷惑にならない範囲で撮影しましょう。SNSへの投稿は、新郎新婦の許可を得てからにしましょう。
中座中の席移動: 基本的にNGです。お手洗いなどで席を立つ場合は、静かに速やかに行いましょう。
6. お見送り・引き出物:感謝の気持ちを伝える
披露宴の終わりには、新郎新婦やご両親がゲストをお見送りします。
感謝と祝福の言葉: 「おめでとうございます」「楽しかったです」など、感謝と祝福の言葉を伝えましょう。
引き出物: 引き出物は、新郎新婦からの感謝の気持ちです。忘れずに持ち帰りましょう。
7. 二次会・三次会:最後まで楽しむ!
二次会や三次会に参加する場合も、結婚式の余韻を楽しみつつ、マナーを忘れずに。
会費制が基本: 指定された会費を準備しましょう。
服装: 結婚式の服装のままでOKですが、少しカジュアルダウンしても良いでしょう。
飲みすぎに注意: 羽目を外しすぎず、適度な飲酒を心がけましょう。
終電確認: 帰り時間を考慮して、無理のない範囲で楽しみましょう。
まとめ:祝福の気持ちが一番大切!
結婚式のお呼ばれマナーはたくさんありますが、一番大切なのは、新郎新婦を心から祝福し、二人の門出を祝う気持ちです。
ご紹介したマナーは、その気持ちを表現するための「形」に過ぎません。一つ一つのマナーを意識することで、あなたも新郎新婦も、そして周りのゲストも、みんなが気持ちよく、最高の一日を過ごせるはずです。
さあ、自信を持って、大切な人の結婚式を目一杯楽しんでくださいね!