「きゅうり、たくさん収穫したい!」摘芯でグングン育てる秘訣を伝授!
「きゅうりの苗を植えてみたけど、なんだか葉っぱばっかり茂ってる…」 「摘芯って聞くけど、一体いつ、どこを切ればいいの!?」 家庭菜園で人気のきゅうり。夏の食卓には欠かせない存在ですよね! でも、「せっかく育てたのに、いまいち実がならない…」と悩んでいる方もいるかもしれません。そんな時に試してほしいのが、きゅうりの「 摘芯(てきしん) 」という作業なんです! 摘芯をマスターすれば、きゅうりの収穫量がグンと増えたり、病気に強くなったりと、良いことずくめ。今回は、きゅうり栽培に欠かせない摘芯のやり方やタイミング、その効果について、初心者さんにも分かりやすく解説していきますね! そもそも「摘芯」って、なんで必要なの? 摘芯とは、植物の「芯(先端の芽)」を摘み取ること。きゅうりの場合は、特に「親づる(主枝)」と呼ばれる中心の茎の先端や、「子づる」「孫づる」の先端を摘み取ります。 なぜそんなことをするのかというと、きゅうりの生命力はとっても旺盛! 摘芯をせずに放っておくと、栄養が分散されてしまい、 葉っぱばかり茂って、実がつきにくくなる 風通しが悪くなり、病害虫が発生しやすくなる 茎がどんどん伸びて、管理が大変になる といった問題が起こってしまうんです。 摘芯をすることで、植物のエネルギーを「実を大きくすること」や「新しい実をつけること」に集中させ、健康な株を維持することができるんですよ。 きゅうりの摘芯、いつ、どこを切ればいいの? きゅうりの摘芯には、いくつかタイミングと場所のルールがあります。 1. 「親づる」の摘芯は「ほどほど」がポイント! きゅうりの育て方で最も一般的なのは、親づるをメインに伸ばしていく方法です。 タイミング: 親づるが支柱の先端(目安として1.5m〜2mくらい)に到達したら、 先端の芽を摘み取ります。 理由: これ以上上に伸びるのを抑え、脇から出てくる「子づる」や「孫づる」の成長を促すためです。ただし、親づるには初期の美味しい実がたくさんなるので、無理に早く摘芯する必要はありません。 2. 「子づる」と「孫づる」の管理が収穫量アップの鍵! きゅうりの実がたくさんなるのは、主にこの「子づる」と「孫づる」なんです。 子づるの摘芯: タイミング: 親づるの葉の付け根から伸びてくるのが「子づる」です。一般的に、親づるの 下の方(5〜7節くらいまで)から出...